2021年北欧、晩夏初秋のころ

 

2021年も 昨年に続きコロナ禍一色の、モヤモヤの晴れない重苦しい春夏です。

海外どころか国内旅行も躊躇われ、収まるどころか ずっと続く緊急事態宣言に

出口がみえない苛立ちとあきらめ感、何を信じれば良いのか?!

日本国内中で 皆がスッキリしない日々が続いていました。

 

 

「どうしたものか?!」

 

毎年、2回から4回ほどの北欧各国への買付仕入れ、リサーチが当店の源泉であり、

やりがいですから 少し無理をしてでも渡欧しないことには進まないし、こればかりは

自己責任で許される制限内の行動が必要だと思い、昨年

同様に入国制限が緩和された7月末以降にスウェーデンへ行くことにしました。

 

 

※本当は3か国、いやフィンランドを含めた2か国は行きたかったのですが、この7末から

8月の時点では、「日本からのダイレクト入国のみが許可」されていて、日本国籍・在住者

であっても他国からの入国は認められないことだったので、コンテナ手配の関係上スウェーデン

のみの渡航となりました。しかし、渡欧したときに感じたのは「行けたかも!?」

でした。

(実際に渡欧している期間にまた制限が変わり フィンランドも条件付きで緩和されたようです。)

 

 

本来、昨年よりさまざまな制限や渡欧に際しての規制が緩和されているハズの、そう

なると信じていた今年の夏ですが、むしろ厳しくなった規制とPCR検査陰性 陰性証明書

が必須となり 準備は昨年よりあたふたとした出国前準備だったのです。。。

 

 

 

 

日本出国時も、フィンランドでの乗り継ぎ時も昨年にくらべてさまざまな規制が厳しくなっているものの、

ヘルシンキや到着したストックホルムの空港では(写真にないですが)あきらかに昨年よりも旅行者が

多くなっていて活気がもどりつつある印象もありました。

 

 

※ちなみにスウェーデン入国には48時間前までのPCR検査陰性証明書が必要ですから、私は出国前日に

検査、即日証明書を発行してくれるところを探して探して2週間前には予約してめでたく陰性の英文証明書を

発行して頂いたのです。 かなりの出費 (-_-;)

 

日本出国の搭乗時はかなり細かくその陰性証明書とスウェーデンの入国条件を照会されて搭乗したのですが(もちろん不備無し)、

フィンランドの乗り継ぎのEUへの入国では、陰性証明書をさらっ~と見る程度・・・

それにスウェーデン入国時は見せることもなかったですです(-_-;)

 

 

日本出国での検査を信頼しているのかな?それともFINやSWEはおおらかなのか、コロナ禍が収まっているのか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が今回拠点にし お世話になったのはスウェーデン南部、大きな農家さんのご自宅地下室、ファームステイです。

とっても優しいファミリーとフレンドリーなワンちゃんに癒される日々、またぐるりと360℃広がる田畑は

毎日飽きることなかったですし、なんといっても帰宅すると走って近寄ってくる犬ちゃんたちは家族にように

歓迎してくれ 疲れも忘れてしまいました^^ (実はこのフレンドリードッグのほかに2匹いて 全部で4匹に囲まれていました(^^; )

 

 

この農家さんのおうちの周りは、何もないけど「コロナ禍なんてどこのお話?!」と思うほど 平和で穏やかな日々でした。

おおきな風車があったり、刈り入れされた牧草が秋の気配を感じたり、朝夕にみる陽ざしから 私にとっては大きなエネルギーを

もらい ここに滞在しただけでも来てよかった!と心底思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

そんな癒しの滞在先を拠点に、東西南北3,000km以上走り さまざまな場所、取引先で買付をしました。

探していたものが見つかったり、思うように集まらなかったり、大雨や思いのほか寒かったり

いろいろありましたが、やっぱり来てよかった!

 

 

そして帰国前はストックホルムにて、大先輩やお友達と久しぶりに再会。

まったく雑貨や家具、インテリアと違う分野で活躍する皆さん、

この2年 コロナ禍での生活は大変だったようですが、ワクチン接種も2回終了してて

落ち着きつつあるスウェーデンのコロナ禍に 少しほっとしているようでした。

 

 

まだまだ安心とはいきませんが、日本も少し出口が見え始めたかな?!という感じ、

早く自由に、余計な心配なく渡欧できる日がくること 切に願う 2021年晩夏初秋の買付でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ 番外編 1 ]

 

スウェーデンは今、首都ストックホルムをはじめ 皆さんほぼマスクをしていません。

99%の人はしていないのではないでしょうか?都心部でも地方でも。(私がみた印象)

 

それが良いのことなのかどうなのかは、私にはわかりません。

スウェーデンでは国も自己の判断にまかせているようです。

※一時期、感染拡大時はマスクをするように規制があったようですが。

 

しかし自己判断というところにポイントがあるような気がします。

自分で決めることが出来る国、自己が尊重される国、自己リスクをとる人々。

もちろんいろんな意見はあるようですが、少なくとも国がどうとか政府が

どうとかと、批判する人は少ないようです。

 

 

日本は今、どうでしょう?

自由のようで、自由ではないような。自分で決めることが出来ない国、

いつも批判、文句ばかりいう人々、自分になってしまったような・・・

 

 

先進国、本当の豊かさってなんなのだろう?!

考えさせられますね、このコロナ禍は。

 

 

 

 

 

[ 番外編 2 ]

 

この渡欧で、計4回のPCR検査をしました(^^;

もちろん、すべて陰性です。昨年は帰国時に羽田空港の1回だけでしたから、

昨年に比べらたら、今回はかなり厳しい制限規制(費用的にも)です。

最初はかなりドキドキしていましたが、少し慣れっこ?!になってしまいました。

 

※昨年、帰国時のPCR検査ブースにはレモンの写真と梅干の写真が貼ってありましたが

今年はレモンだけになっていました!梅干し、海外の方から見たら意味わかんないですものね (^^;

 

 

 

 

2020年北欧、初秋のころ。

2020年10月、帰国する日

 

 

2020年9月末の羽田空港、国際線ロビー

 

 

 

 

乗継のフィンランド、ヴァンダー国際空港パスポートコントロールおよび搭乗ロビーのショッピングモール

 

 

 

 

スウェーデン、アーランダ国際空港搭乗口。完全防護の旅客も(中国からの旅客)

 

 

2020年は、異常なそして特別な年です。

日本のみならず、世界中を震撼させているCOVID-19によって渡航が出来ない、厳しい規制がしかれた3月以降、

私たちにとって悩まされる日々が続きました。

 

 

先の買付は今年初春の2月中旬で、帰国後は あれよあれよという間に 感染拡大の一途。

誰もが想像しなかった信じられない年の始まりになりました。

 

 

 

当店のような小さなお店であっても 、渡欧による商談、買付、リサーチは お店の大切な源泉であり、

やりがいであり、生命線です。そしてそこで得る日々の出会い、人との結びつきこそが大きな財産に

なっています。

商品手配だけを考えれば、現地にルートは有りますから 渡欧しなくても送って頂くことは可能です。

もしかしたらその方が コストは抑えることが出来るかもしれません。

 

 

 

そこがとても大きな悩みになりました。このコロナ禍では自粛が求められ、とくに海外渡航への目は厳しい。

少なくなっていく商品在庫を見ながら、「どうしよう?どうしようか!?」と毎日のように悩んだ5月、6月、7月。

 

 

そして悩んだ結果、「8月のお盆休みを挟んで渡欧しよう!」と7月に決心し、チケットや宿を手配。

がしかし数日後、フィンエアーからは「減便により日程を変更してほしい」と連絡があり、

それは仕方ないから 当初計画より少しずらして再手配。

 

それからまた数日後、今度はフィンランドが7月末から「日本からの入国を制限(原則禁止)」に

なってしまったのです。。。

 

 

 

この時点、スウェーデンは日本からの入国は大丈夫でしたから、

(デンマークも入国OKですが ここもまた細かい条件が・・・)

 

「オープンマインドな?!スウェーデンだけでも行こうかな?!」と、ここでもまた悩みましたが

「やっぱりフィンランドも入国したい!」と思い、ここは自分の中で賭けをして 一か月後の8月末から9上であれば

緩和されるだろうと予測し 9月末出発、10月中戻りでスウェーデンとフィンランドの航空チケットのみを手配。

 

宿の手配は「ギリギリまで待ってフィンランドが解禁にならなければ、ずっとスウェーデンにいよう」と。

 

 

そして8月末、

フィンランドが日本からの入国を承認、制限解除となって 9月末から10月にかけて渡欧したのでした。

 

 

 

※北欧諸国では 日本からの渡航が9月には解禁になり ビジネス渡航じゃなくても入国出来るようになりました。

(正確には各国微妙に違いますが、7月からオープンになったり、クローズしたり週替わりで国境規制が変わりました)

 

 

 

しかし私がスウェーデンに滞在中、

ヨーロッパ各地でまた感染が拡大し フィンランドは10月上に また国境を閉鎖してしまったのです・・・

 

その規制とは「ヨーロッパの ほぼどの国からも入国禁止」、

入国出来る条件は「フィンランド在住者、または親族がいて会わなくてはいけない用事があること」

 

それ以外は「フィンランドへ行くことが必要な大切な用事があることを証明出来る書類や許可証を持っていること」

でした。

 

※この規制でも、日本から直接の入国は大丈夫だったのです。

が、私はスウェーデンからの入国ルートでしたから足止め。

 

 

 

その国境規制変更を 私が知ったのが10月上にスウェーデンからフィンランドへ行こうと

ストックホルム空港で搭乗手続きをしようとした空港カウンターでした。

 

 

空港カウンターのお姉さんが

「あなた何のためにフィンランド行くの?!」

 

「日本でインテリアショップをしていて、雑貨・家具などの買付の為です。」

 

お姉さん

「それを証明できる書類や証明してくれる人いる?!」

 

「えっ・・、あー、うぅぅ・・、仕事で会う約束はしてるけど書類や証明書は持っていないです。」

(私はスウェーデンの家具屋さんとの商談書類やアポイントを証明出来るものは持っていましたがフィンランドは

持っていなかった・・)

 

お姉さん

「じゃ、フィンランド行っても入国できないわ!だから搭乗はできません!!」

 

「・・・・。」

(かなりあせりを感じましたが、行けなければしょうがない、このまま日本へ帰ろかな。。。が、ここで ない頭脳をフル回転)

 

「フィンランドで商談を約束している人がいます、その人に今電話しますからお話して下さい!!」

 

 

そして私はフィンランドの知人に電話し事情を説明し(実際に商談の約束はしてる)

空港カウンターのお姉さんと話して頂きお姉さんには納得していただき無事、

フィンランド行きの飛行機に搭乗することが出来たのです 。

 

 

 

そしてフィンランド到着、フィンランド入国審査。

ここがさらにスーパーハードな状況に・・・

イミグレーションでは やはり質問責めに。

そしてストップ、パスポートを取られて別室へ(・_・;)

 

 

この別室待合室みたいところには 足止めをされた さまざまな人がいたのだけど

なんとなく胡散臭い人が多いような?!

そう見えるだけだと思うけど、やはり私も胡散臭い東洋人が入ってきたぞ!と思われたかな・・

 

 

そして、私の番です。

先ほどスウェーデンの空港で電話したフィンランド知人との関係やその関係の裏どり

(本当に私の言っていることが正しいか その知人の職業歴や経歴、住所などすべて調べるんですね・・)

もちろん私のこともいろいろ聞かれました。

 

 

 

結果、私の言っていることに嘘はないことが

証明、確認されて無事フィンランド入国が許されたのです ^^

 

 

最後に フィンランド国境警察の人から

「あなたがスウェーデン滞在中に規制が変わりました。今は一週間か二週間単位で規制が変わり、誰にも予測出来ません。

大変な思いをされましたが、気をつけて仕事、旅を続けて下さい。そして無事日本へ帰国して下さい。」

(嬉しくてホっとして 涙が出そうに・・・)

 

 

 

フィンランドでは毎日ミーティングすることになっているし、私の滞在先は申告しているし、

日本同様、密をさけることを十分に注意されているから 出来る限りおとなしく?!フィンランド滞在をしたのでした。

(よってインスタなどの投稿はほぼ出来ませんでした(・_・;)

 

 

※この空港カウンターやフィンランド入国審査では 私の英語力で通用するわけもなく ・_・; 

グーグル先生に大いにお世話になりました  ^^;)

 

 

 

 

 

帰ってきた日本では 帰国後 の検査、陰性でも2週間の行動制限があり、なかなか厳し規制です。

でもそれも承知で渡欧したので 帰りの交通機関もバス・電車は使わずレンタカーで帰宅。

そしてしっかり自粛、毎日健康状態を申告したのでした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家具屋さんのショールームや倉庫、新規開拓など。

 

 

 

 

さまざまなところで買付した家具やカゴを一か所にあつめて 皆さんに手伝って頂き詰め込みました。

 

 

 

ストックホルムの観光地、旧市街は ガラーンとしています。人はいてもマスクしていません・・・

 

 

 

スウェーデンもフィンランドも、変わらない素敵な風景と日常はありました。

 

 

※おまけ

 

 

帰国後、空港ではしっかりPCR検査をし陰性判定を頂きました。

凄く時間がかかるかな?と覚悟はしていましたが2時間弱で すべて終了

 

 

ちょっとドキドキ、緊張して なかなか唾液がでませんでした ・_・;)

 

 

検査の個別ブースに、梅干しとレモンの写真が貼ってありました・・・

 

外国の方、梅干しをみて どう思うのだろう?

2020年北欧、初春のころ。